ドイツで艦これ~赴任1週間~
ばたばたしているうちにドイツについて一週間経ってしまった。
今回は事前にどんな準備をしてきたのかをちょっと書いてみる。
①金融機関
金融機関については大きく分けて海外に在留中も取引ができる口座と休眠にする物
の二パターンである。
メインバンクにしている三井住友銀行はダイレクトグローバルサービスを利用すると
海外からオンラインで取引できる。この申請は確か出国の1.5カ月前くらいに申請し
ないと間に合わなかったような。
証券取引や投資信託などは海外に転出すると取引できない模様。
②携帯
現在、主な連絡手段はLINEなので正直インターネットがつながれば連絡できる。
しかし、LINEを知らない知人もいるし、番号とメールアドレスは保持したかった。
休眠させる手もあったが、今回は別に中古のiPhone5sを購入しメール、SMS、電話
を転送するようにしてみた。
・メール:もともとiPhoneでauのメールを受信するためにIMAPになっているので
設定を現地用のiPhoneに行い現地で受信
・SMS:同一のAppleアカウントに登録されたデバイス間でSMSを同期できる機能を
用いて同期するようにしてみた。しかし、なかなか曲者でうまくいったり行かなか
ったり、あまり検証する時間がなかったので、多分転送できてるでしょう状態。
(国内でテストした段階ではなんとかうまくいった)
・電話:050Plusに加入して現地用のiPhoneにインストール、auの転送設定で不在
時転送の転送先を050Plusにした。
③通信環境
今回、少し抜かったのがこの項目。
前任の先輩から現地でプリペイドのSimの購入すればすぐに使えるようになると
聞いて特に海外用Simを用意しなかったのだ。
現地の家電量販店SATURNでVodafone系のプリペイドSimを買ってその場でアクチ
ベートをしてもらった・・・はずなのだが、待てど暮らせど通信できない。
あきらめて、ほかの店で新たにSimを購入。今度はVodafone直のCallYaというプリ
ペイドSim。どうやら認証時にTV電話で審査官と通話しなくてはいけないらしく英
語でパスポートを見せたり、出生地、誕生日などを答えた。
(途中で途切れてしまい、再度一からやり直したりした・・・)
で、「これでOK、あとは電波来るの待ってね!」と店員。
・・・・・3,4日たてどもつながらない・・・・
購入した店にもう一度お邪魔して、再度、TV電話で審査官とやり取り・・・
この後、1時間ほどしてやっと電波をつかむことに成功した。
長い道のりだった・・・・
ちなみにAPNはweb.vodafone.de、ユーザ名、パスワードはブランク。
その後、Web上からプリペイドのチャージと高速通信のデータ枠を購入。
・・・・ちなみにこの顛末で会社内で「Simの人」的な変なイメージが。
④荷物
今回、荷物については以下のパターンに分類して処理した
1) ハンドキャリー
飛行機で渡航する際に自分で運ぶ荷物。ANAだったので3辺が158cmまでか
23kg以下の荷物を2つ+機内持ち込みバッグ2つ。
2)引っ越し業者の航空便
会社負担で引っ越し業者を使った。
航空便+船便+国内倉庫保管+国内引っ越し のパックになったもの。
その中で航空便はざっくりミカン箱2個程度までいけた。
現地到着までおよそ14日程度なので比較的すぐ使うもの。
私は仕事の資料や、スーツ、趣味のカメラ用品やパソコンの備品などを入れた。
3)引っ越し業者の船便
日本で生活するために使っていた日用品や季節的にしばらく使わない衣服、カバン
などをこれで送った。後述の国内倉庫は容量が少ないので可能な限り船で送った
ちなみに輸送に2.5カ月かかるそうな。もちろんまだ届いてない。
4)引っ越し業者の国内倉庫
海外で使わない(使えない)家具、家電類はこちらに収納してもらった。
主に、ベッドや机、アルミラック、TV、洗濯機、冷蔵庫などの大物である。
(湿気などの観点から、冷蔵庫、洗濯機は推奨しないとアドレスがあったが)
容量があまりなく大物を詰め込むとだいたいいっぱいになった。
⑤行政的な処置(以下、後ほど追記)
・運転免許の処置
ドイツ国内、およびEU域内で車を運転することになるのでEUで通用する免許
が必要だった。ドイツはいわゆる「国際免許」ではなく日本の免許を現地の日
本総領事館に持っていき翻訳版を作ってもらう、その後、ドイツ国内の免許に
書き換えを行う。(これを書いてる時点では翻訳版をもらったところ)
・住民票の処置
1年以上国内を離れる場合、住民票を移さないといけない、市民センターで国外
への転居の旨を伝えると取り計らってくれた。
・ビザは?
ドイツは3カ月はビザなしの渡航が可能、その期間内に現地でビザを取得。
ここらへんは現地法人の全面バックアップで私は英語の履歴書をつくっただけ。
・国内住所は?
もともと一人暮らししていたので実家を国内連絡先としている。
⑥持っていくと便利なもの
こちらに転居してからすぐに欲しくて買ったものなどを書く。
・スリッパ(クロックス)
当然こちらは部屋内でも土足。(日本のホテルでもそうだけど)
スリッパ替わりにクロックスを買うとそのままごみ出したりできて便利。
・海外用のSim(これは買っておけばよかったな系)
買っておけばSim開通まで一週間もかからなかったなぁ…
当然、日本で買う海外用Simは高い(通信料)ようなのですぐに現地の回線に
切り替える必要があるが、現地着直後から使えるのは心強い。
・ACコンセント変換アダプタ
ドイツはTYPE-C(240V?)、アマゾンで4個ほど購入して持って行った。
ノートパソコンやUSBの充電器(Ankerの6ポートを買っていった)は100-240V
であることが多いので形だけ変換すれば動く。
・現地の紙の地図
GoogleMapがあれば何とかなると思ったが・・・
外でLTE回線がつながっていないのでオフラインモードでしか使えなかった。
あと、手書きで書き込める、一覧性という意味で結構便利に使っている
だいぶいろいろ書いた。赴任一週間というタイトルだけど、書きあがった現時点
ですでに着任二週間。
この後はこちらでの生活、あと肝心の(?)艦これの運用について書いていこうと思う。